『感想』恋は雨上がりのように 1巻
こんにちは、やしちです。
今回は「恋は雨上がりのように 1巻」の感想です。
スポーツ少女がおじさんに恋をしました。
橘さんの場合
この漫画は基本、橘さん目線で描かれています。
橘さんが思ったことは読者にも分かりますし、謎もありません。
今まで陸上で忙しかった橘さん。しかし練習中に足を怪我してしまい、もう陸上は断念せざるをなくなります。
どんよりとした気分の中寄ったファミレスで雨が止むのを待っていると、その店の店長がコーヒーをサービスしてくれたのでした。
そのファミレスでバイトを始めます。店長に惹かれて。
どん底だったとき、打算なく優しくされたことが好意へと変わったのでしょう。しかし今は大人として社会で働いている店長の姿に惚れている様子。
普段表情の変化に乏しく、店長の着ていたYシャツのにおいをかいだりちょっとアレなところがありますがかわいい女の子です。
店長以外の男性、たとえば同級生でサッカー部の吉澤くんは橘さんへ好意を寄せているのですがまったく相手にしていません。
そして1巻から店長に直接好意を伝えます。
この行動力はすごいものがある。これからバイト先で気まずいとかそういうのを上回ってしまうほど好きということで。
しかし店長は深く捉えていない様子。
陸上一筋だった橘さん。今までペディキュアをしたことがありませんでしたが、店長を意識しておしゃれも始めます。
しかしコンビニへ行く途中で橘さんのお見舞いにきた店長とバッタリ出会ってしまいます。
コンビニへ行くラフな服装で出会ってしまった橘さん。哀れ。
雨の中、もう一度好意を伝え、そのまま帰る橘さん。
これ店長から見たらちょっと怖くないか?お互いが好きであれば問題ないのかもしれないけれど。
編集後記
男性向けというよりも少女コミックに傾向が近いです。
おじさんから見た理想の女子高生、というよりは年齢の離れた男性に思いをはせる女子向けと思いました。
視点のブレもなく、台詞ではなく情景で読者に魅せるシーンが多いため感想は短めとなります。
今までで一番感想を書きにくかった…。